著者:石山恒貴・パーソル総合研究所
発行年月日:2018年12月19日
出版社:ダイヤモンド社
目次
第0章 ミドル・シニアの憂鬱
第1章 まずやってみる
第2章 仕事を意味づける
第3章 年下とうまくやる
第4章 居場所をつくる
第5章 学びを活かす
第6章 「リアル」を見通す
私たちは、「これらの仕事術を駆使して“生産性”の高い人材になろう!」などとみなさんを駆り立てるつもりはありません。
本書が目指したのは、「40代からの停滞感」を払拭し、残りの会社生活を後悔のないものに変えるためのヒントです。
また、これらの処方箋は、「定年後」にすら前向きな効果が期待できることが、今回の分析データからは見えています。
「ミドル・シニアの憂鬱」を脱却するための方法論は、まさに「一生もの」の資産になるのです。(プロローグ)
わたしは40代のサラリーマンです。今後もサラリーマンとして生きていくのか、起業するのか分かりませんが、現在はサラリーマンなので参考になると思い、この本を手に取りました。
この本には、40代以降のいわゆる「ミドル・シニア世代」における仕事との向き合い方が書かれています。仕事に対する停滞感は人それぞれ違うので、当てはまる人、当てはまらない人はいるかもしれません。読者によって感じ方は違うかもしれない、とわたしは感じました。
P67に「PEDAL行動診断」というものがあります。わたしもやってみましたが、「居場所をつくる」が弱いという結果でした。第1章から第5章は、この「PEDAL行動診断」の5項目について詳しく書かれていますので、ぜひ「PEDAL行動診断」をやってみてください。
この本は、サラリーマンとして後悔しない生き方をするための本です。