発行年月日:2012年2月16日
出版社:ダイヤモンド社
目次
第1部 人生の目的=ミッションを知る
第2部 人生のスキルを磨く
第3部 自分の人生を創造する
第4部 リーダーとしての資質に目覚める
著者
人間行動学のスペシャリスト。国際的な教育者・講演家。小学生の頃、学習障害と診断され、一時はホームレス同然の生活をしていたが、自分のミッションに目覚め、心理学や哲学、天文学など275以上の分野の知識を身につける。その経験と知識を活かし、変容をうながす独自のメソッドを確率。著作は28の言語に翻訳出版され、年間300日以上世界中を飛び回り、どんなに困難な状況にあろうとも夢は実現すると多くの人を勇気づける日々を送っている。
もしあなたが、自分の人生により大きな意義と目的を見出したいと思っているなら、ぜひこの本を読んでみてください。若い方はもちろん、いつまでも心の中に若さと情熱を持ち続けている、あらゆる世代の方にぴったりの本です。人生の目的に気づき、進むべき道を知るための力強い道標となることでしょう。
レビュー
あるサラリーマンの心情。
「月曜日の朝は憂鬱な思いで目覚める。水曜日には「やっと折り返し地点だ」とほっと一息つき、金曜日になると「明日は休みだ」と喜ぶ。仕事を頼まれるとそれから逃れよう言い訳を考える。毎日ワクワクしながら仕事に取り掛かるのではなく、その仕事が終わるのをひたすら待つような人生。」
このような人は、仕事が自分にとって価値の低いものといえます。この本は、人生の目的を見つけるための本です。自分にとって価値の高いものは何かを明確にして、最も価値が高いもの(自分が大切にしているもの)に意識を向けて生きていくと、意義のある人生を送れます。
自分にとって一番大切にしているものの見つけ方(各項目に対して3つずつ回答える)
1.身近にあるものは何ですか?
2.1日をどんなふうに過ごしていますか?
3.何をしているときに元気が出ますか?
4.何にお金を使っていますか?
5.きちんと整理がついていることは何ですか?
6.スキルを積んでいることは何ですか?
7.いつも頭の中にあるものは何ですか?
8.どんなビジョンを描いていますか?
9.どんな独り言を言っていますか?
10.どんな話題が好きですか?
11.何に心を動かされるでしょうか?
12.目標は何ですか?
合計36個の答えのうち、内容が似たものを1つにまとめて数も数える。まとめたものを数が多い順に並べて、上位にあるものが自分にとって価値の高いもの(最高の価値観)。
最初にあるサラリーマンの心情を紹介しましたが、たとえ仕事のやる気がなくても、その仕事が最高の価値観を実現するためにどう役に立つかという視点で考えると、仕事のやる気が出てきます。
自信がない人は、価値観の低いものに意識を向けて行動しているので、価値観の高いものに意識を向けるか、価値観の高いものと結びつけて考えてみると、自信も出てきます。
何のために生きているのか、人生の目的を知りたい人は読んでみると面白いかもしれません。
おわりに
もし、この本に興味を持ったら実際に読んでみることをお勧めします。私の解釈が間違っているかもしれませんのでご容赦ください。