人間の分際

基本情報 

タイトル:人間の分際

著者:曽野綾子

   1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒業。

   主な著書「老いの才覚」「人間の愚かさについて」など著書多数。

発行年月日:2015年7月30日

出版社:株式会社幻冬舎

 

要約

 スポーツの世界では「努力すれば必ず報いられる」などという美談が溢れている。しかし著者の八十余年の体験によれば、いくら努力してもダメなことは実に多いという。つまり努力でなしうることには限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、決して幸福には暮らせないのだ。「すべてのものに分際がある」「老いと死がなければ、人間は謙虚になれない」「誰でも人生の終盤は負け戦」「他人を傷つけずに生きることはできない」「「流される」ことも一つの美学」「老年ほど勇気を必要とする時はない」等々、作家として六十年以上、世の中と人間をみつめてきた著者の知恵を凝縮した一冊。(カバーより引用)

 

この本を読む目的

 ソフトボール女子日本代表のヘッドコーチを務める宇津木麗華さんがこの本を読んだと聞き、私も読んでみたいと思って手に取りました。

 

「人間の分際」を一言でいうと

身の丈を知れば、人生は楽になる

 

ポイント

生きづらい、もっと人生を楽にしたい方へ!!

「為せば成る」、「努力すれば報われる」、 「あきらめなければ夢はかなう」。これらはすべて思い上がり。人間は神様ではありません。努力することによって可能性は広がりますが、限度はあります。限度があることを知ること、身の丈を知ると人生は楽になります。

「〇〇の分際」と聞いてどのようなイメージを持ちますか。私はあまり良いイメージを持ちません。「分際」を辞書で調べてみると、「身分・地位の程度。身のほど。大した身分でもないのに、という軽蔑の気持ちを込めて用いることが多い」。良いイメージがない理由がわかりました。

所詮、人間です。人間にはできることとできないことがあります、無理をせず、できるだけ軽く考えましょう、そうすれば、気が楽になります。一度きりの人生です。あまり肩肘張らずに生きていきましょう!! 

 生きづらい、もっと人生を楽にしたい方はこちらへ

 

終わりに

この本を読んだことがある人はわかると思いますが、「人間の分際」は過去の著書から抜粋して1冊にまとめた作品ですので、読みにくいと感じる人もいるかもしれません。個人的な願いとして、抜粋せず、「人間の分際」というテーマで1冊書いた作品を読みたいと思いました。

 

※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ず本を読んで確認してください。