反応しない練習

基本情報

タイトル:反応しない練習

著者:草薙龍瞬(くさなぎりゅうしゅん)

僧侶。1969年奈良県生まれ。中学中退。大検(高認)を経て東大法学部卒業。

主な著書「これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活」など。

発行年月日:2015年7月27日

出版社:株式会社KADOKAWA

 

要約

生きていると、いろんなことがあります。「人生、ラクではないな」と実感することも、一度や二度ではないはずです。でも、そんな日頃の思いを上手に乗り越えていける「方法」があります。実は、すべての悩みは”たった一つのこと”から始まっています。そこさえわかれば、あとは「正しく考える」ことで、どんな悩みも必ず解消できる――それが、この本があなたに一番伝えたいことです。

(はじめにより引用)

 

 

この本を読む目的

まわりの目が気になる、他人が自分のことをどう思っているのか気になる

 

「反応しない練習」を一言でいうと

悩みから解放されるには、ムダな反応をしないこと

 

ポイント

まわりの反応に苦しんでいる方へ!!

すべての悩みは「心の反応」から始まります。 怒り、イライラ、焦り、緊張、不安、不満、嫉妬。これらはすべて「心の反応」です。人の目が気になる、人間関係がうまくいかない、将来が不安。これらもすべて「心の反応」です。

そもそも、人はなぜ反応してしまうのでしょうか。人にはもともと「求める心」があるからです。1.生きたい(生存欲)2.眠りたい(睡眠欲)3.食べたい(食欲)4.交わりたい(性欲)5.楽をしたい(怠惰欲)6.快楽を味わいたい(感楽欲)7.認められたい(承認欲)。心は求め続けるもの、心とはそういうものなのです。

悩みを解消する方法はあるのでしょうか。それは、「ムダな反応をしない」ことです。無視・無関心ではありません。あくまでも「ムダ」な反応をしないことです。

では、「ムダな反応をしない」ためにはどうすればいいのでしょうか。

まずは、心の状態を理解することです。「今、私は腹が立っている」「今、私は不安に思っている」「今、私は緊張している」。自分の心がどういう状態か客観的に見るだけでも心が落ち着きます。

次に、合理的に考えることです。

人間関係に悩んでいたら、「相手の反応は相手にゆだねる」ことです。自分と相手は生まれも育ちも違うのだから、自分と同じ考えのはずがない、と理解することで気持ちは楽になります。

他人の目が気になる人は、「自分のモノゴトに集中する」ことです。目を閉じて、外の世界を見ずに、自分の心の状態を理解します。心が落ち着いたら、自分のやるべきことに集中しましょう。 

最後に、心のよりどころを持ちましょう。たとえば、反応する前に、心を理解すること。そして、慈悲喜捨(じひきしゃ)の心で向き合うこと。慈(慈しみの心)は相手の幸せを願う心。悲(悲の心)は相手の苦しみや悲しみに共感すること。喜(喜の心)は相手の喜び・楽しさに共感すること。捨(捨の心)は欲や怒りの反応に気づいてストップをかける心。心のよりどころを持つことで、悩みや苦しみから解放された人生を歩んでいけます。 

まわりの反応に苦しんでいる方へ!!


終わりに

初版は2015年と古いですが、今でも十分役に立つ内容だと思いました。

 

※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ず本を読んで確認してください。