読んだら忘れない読書術

基本情報

タイトル:読んだら忘れない読書術

著者:樺沢紫苑

1965年生まれ。精神科医、作家。

発行年月日:2015年4月20日

出版社:株式会社サンマーク出版

 

要約

本書では、精神科医としての観点から、脳科学的な裏付けのある「読んだら忘れない読書術」をはじめて公開したいと思います。キーワードは、「アウトプット」と「スキマ時間」。なぜ、この2つがあれば「読んだら忘れない読書」ができるようになるのか、さらに、脳内物質をうまくコントロールし効率良く記憶に残す方法などについてお話します。(はじめにより引用)

 

この本を読む目的

読んでも内容を説明できない。内容を覚えていない。

 

「読んだら忘れない読書術」を一言でいうと

アウトプット+スキマ時間=記憶に残る読書術

 

ポイント

本を読んでも内容を忘れてしまう方へ!!

あなたは、1か月に本を何冊読みますか?

本書では平成25年度の文化庁国語に関する世論調査」データを用いていますが、平成30年度のデータによると、

0冊・・・47.3%、1~2冊・・・37.6%、3~4冊・・・8.6%、5~6冊・・・3.2%、7冊以上・・・3.2%

つまり、月に7冊読むだけで、日本人の上位3.2%に入ることができるのです。しかし、せっかく読んでも、内容を忘れてしまっては意味がありません。記憶に残る読書術を身につけることで、自己成長を加速させることができるようになります。

では、記憶に残る読書術とはどのようなものでしょうか。キーワードは「アウトプット」と「スキマ時間」です。

「アウトプット」

さまざまな脳科学研究を集約すると、最も効果的な記憶術として「最初のインプットから7~10日以内に3~4回アウトプットする」ということが明らかになっています。具体的なアウトプットは以下の4つです。

(1)本を読みながら、メモをとる、マーカーでラインを引く

 気づきや疑問点、「なるほど」「へえー」など新しい発見の部分をメモします。マーカーでラインを引いても構いません。あまりたくさんメモすると本当に重要なところがどこかわかりにくくなるため、3か所くらいに絞ります。

(2)本の内容を人に話す

最も簡単なアウトプットは人に話すことです。本の内容を要約しながら、相手に説明します。

(3)本の感想や気づき、名言をSNSに投稿する

本を読んだら当日か翌日に感想をSNSに投稿します。第三者に見られるという緊張感もあり、下手な投稿はできず、真剣に内容を理解しようとします。数行で構いません。(1)の部分+自分のコメントでもよいです。

(4)本の書評やレビューをSNSに投稿する

(3)の感想で物足りなくなったら、本格的に書評・レビューをSNSに投稿します。書評・レビューを書くことで、さらに深く内容を理解できるようになります。書評・レビューは読み終えた翌日以降に書きましょう。冷静に客観的に書くには、翌日以降のほうがよいです。

「スキマ時間」

仕事や勉強で忙しくて読書する時間がない、という方は、スキマ時間を有効活用しましょう。電車に乗っている時間、ランチを待っている時間、行列に並んでいる時間などスキマ時間を読書に当てれば月7冊読むことは可能です。

最後に本の読み方を紹介します。

まず、目次を見て全体を把握します。次に、自分が知りたい情報が載っているページから読み始めます。最後に、最初に戻って読み始めます。こうすることで、最初から一字一句読むのに比べて、圧倒的に読むスピードが速くなります。

本を読んでも内容を忘れてしまう方!!はこちらからご確認ください。

 

終わりに

これまで読書するときは、ある程度まとまった時間を作って読書していました。この本を読んで、スキマ時間に本を読むと、たくさん本を読めるだけではなく、集中力も高まり、記憶力も高まることを知りました。5分でも10分でもスキマ時間があったら読書しようと思いました。

 

※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ず本を読んで確認してください。