基本情報
タイトル:年収90万円でハッピーライフ
著者:大原扁理
主な著書「20代で隠居ー週休5日の快適生活」など。
発行年月日:2019年7月10日
出版社:株式会社筑摩書房
要約
みなさんどうもはじめまして。大原扁理と申します。人はあまりわたしのことを知りません。なぜかというと、「隠居」しているからです。わたしは20代で世を諦め、あんまり働かなくなり、いまやほとんど人と関わってないんです。いいえ、ITや株で儲けてアーリーリタイアとかいう、経済的に恵まれた話ではありません。宝くじも当選してなければ、親の遺産もない。でも、ちゃんと生きてます。(はじめにより引用)
この本を読む目的
サラリーマンを卒業したい。おだやかに生きたい
「年収90万円でハッピーライフ」を一言でいうと
自分にとっての幸せが何かが分かればハッピーライフ
ポイント
著者は大原扁理さん。仕事が忙しすぎて、普通の生活を求めて仕事を減らし、生活費も工夫して減らし、結果として週休5日の隠居生活をしています。そんな大原扁理さんの著書「年収90万円でハッピーライフ」。ポイントは3つ。1.自分にとっての幸せとは何か、2.嫌いなことで死なない、3.人とのつながり。
1.自分にとっての幸せとは何か
大原扁理さんにとっての幸せは、あまり働きたくないので、生活水準を下げられるところまで下げて、必要なお金の分だけ働くという生き方です。バリバリ働いて、たくさん稼いで、欲しいものを買うことが幸せという人もいるでしょう。給料は少なくてもいいから、自分の時間を大切にしたい人もいるでしょう。自分にとっての幸せは何か。何度も自問自答を繰り返しましょう。
2.嫌いなことで死なない
自分のやりたいことがわからない人もいると思います。一方で、やりたくないことははっきりしているのではないでしょうか。自分がやりたくないことを消去法で消していき、残ったものの中からやりたいことを選ぶとよいでしょう。「好きなことで生きていく」ではなく「嫌いなことで死なない」ことが大切です。
3.人とのつながり
人と違うことをするとヘンな目で見られることがあると思います。それを気にせず、自分は自分と思って生きることは大切ですが、こんな自分を受け入れてくれる人がいると心は安らぎます。ぜひ、そういう人を見つけましょう。
最後は自分自身で判断することが大切です。自分がどういう人生にしたいのか、自分自身と向き合ってみましょう。もし、ちょっとしんどいなというときは、ボーッとして身も心もリセットしましょう。
終わりに
以前に読んだこの本ですが、もう一度読んでみたい気持ちになり、再読しました。自分は大原扁理さんのような生き方が合っている気がしました。
※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ずご自身で読んで確認してください。