私の備忘録

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「人生最期」の処方箋

基本情報

タイトル:「人生最期」の処方箋

著者:曽野綾子

1931年東京都生まれ。主な著書「老いの才覚」など。

発行年月日:2019年2月10日

出版社:株式会社三笠書房

 

要約

人生の舵を取る主は自分だと思ってきた人は、或る時、その人生を敢然と手放せるはずである。自分はどういう人間で、どういうふうに生きて、それにどういう意味があったのか。それを発見して死ぬのが、人生の目的のような気もする。(カバーより引用)

 

この本を読む目的

人生計画は、自分の葬式での弔辞や、死ぬ直前に人生を振り返ったときにどんな人生だったらよいかを考えるのがよいと聞いたことがある。

 

「「人生最期」の処方箋」を一言でいうと

死を前提にして生きると、濃密で思い残しがない人生になる

 

ポイント

著者は曽野綾子さん。小説やエッセイなど作家活動だけではなく、日本財団の会長を務めるなど社会活動も精力的に行ってきました。そんな曽野綾子さんの著書「「人生最期」の処方箋」。ポイントは3つ。1.誰でも最後は負け戦、2.一粒の麦、3.人生の最期。

1.誰でも最後は負け戦

人間はどんな優秀な人でも、一度も挫折を味わったことがない完ぺきな人でも、最後は死という必ず負ける戦いが待っています。死は誰にでも確実に1回ずつ公平にやってきて、その戦いは死の一方的な勝利と決まっています。死を前提に人生について真剣に考えましょう。

2.一粒の麦

ここに一粒の麦があり、これをそのまま取っておいたら、一粒のままです。一方で、一粒の麦を土の中に埋めれば、やがて死にますが、新しい芽が出て、多くの実を結びます。一粒のまま=自分を一番大切にするか、死んで芽を出す=人のために働くか、どちらを選びますか。

3.人生の最期

自分の最期をどのように考えていますか。曽野綾子さんは、食べ物を取れなくなった場合、点滴注射や胃ろうなどで生き延びることは望まず、自然に老い、生命の糸が燃え尽きた時に死ねばいい、寿命は神や仏などはるか遠い偉大な存在に決めてもらうのがいい、と考えています。自分の人生の最期をどのように考えていますか。

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終わりに

普段、生活していると死について考えることはあまりないかもしれません。ここで一度立ち止まって、死について考えてみてもいいのではないのでしょうか。人生を充実させるヒントになるかもしれません。

 

※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ずご自身で読んで確認してください。