幸せになる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ

基本情報

タイトル:幸せになる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ

著者:岸見一郎、古賀史健

主な著書「嫌われる勇気」。

発行年月日:2016年2月25日

出版社:ダイヤモンド社


幸せになる勇気

要約

本書は、時代を100年先駆けたアルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた「勇気の二部作」完結編です。前作「嫌われる勇気」で示された幸福への道を、わたしたちは具体的にどのように歩んでいけばいいのか?日々、アドラー心理学をどう実践していけばいいのか?そして、アドラーがたどりついた結論―幸せに生きるために誰もが為さなければならない「人生最大の選択」―とは、いったい何なのか?ふたたび幕を開ける、劇薬の哲学問答。青年と共に理解の階段を登る”勇気”を、あなたは持っていますか?

 

この本を読む目的

「嫌われる勇気」の続編。

 

「幸せになる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ」を一言でいうと

すべての喜びもまた、対人関係の喜びである

 

ポイント

著者は岸見一郎さんと古賀史健さん。「嫌われる勇気」の著者です。そんな岸見一郎さんと古賀史健さんの共著「幸せになる勇気」。ポイントは3つ。1.自立、2.共同体感覚、3.貢献感。

1.自立

自立とは自己中心性からの脱却です。子供の時は自分で何もできず、まわりが助けてくれます。いわば、自分が世界の中心にいる状態です。いつまでも、世界の中心にいてはいけません。自己中心性から脱却しなければならないのです。10歳の子供でも自立できている人もいますし、50歳の大人でも自立できてない人もいる。主語を「わたし」ではなく、「わたしたち」に変えましょう。それが、共同体感覚へつながっていきます。

2.共同体感覚

共同体感覚とは、他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられること。他者は敵ではなく仲間だと思えれば、仲間に囲まれて生きていると思えれば、そこに自分の居場所を見いだすことができ、幸せになれます。そのためには、自己への執着から逃れ、他者に関心を寄せること。他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じることです。これを共感といいます。共感することが幸福へのカギです。

3.貢献感

幸福とは「貢献感」である、とアドラーは語っています。誰かの役に立っていると思えた時に幸せを実感することができます。自分の行いが本当に役に立っているかどうかは分かりません。誰かの役に立っているという主観的な感覚があればそれでよいのです。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」。これはアドラー心理学の根底にある概念ですが、この言葉の背後には「すべての喜びもまた、対人関係の喜びである」という幸福の定義が隠されています。


幸せになる勇気

終わりに

「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」。アドラー心理学を世の中に広めた作品です。対人関係で悩んでいる人は、一度読んでみてください。

 

※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ずご自身で読んで確認してください。