99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ
基本情報
タイトル:99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ
著者:河野英太郎、田中ウルヴェ京
発行年月日:2017年9月15日
出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
要約
本書では、メンタル疾患の回復という視点ではなく、疾患に陥る前に回避し、さらにアスリートのように「より高いパフォーマンスをあげるためのメンタルマネジメント」について考えたいと思います。(中略)今回は特に「心」を扱うテーマですので、専門家の力を借りたいと考えました。(中略)京さんのアカデミックなフレームワークとアスリートとしての経験に、私の組織人としての経験やホワイトカラーの生産性向上のノウハウを重ね合わせることで、理論と現場感の”いいとこ取り”ができたのではないかと自負しています。(はじめにより引用)
この本を読む目的
私はメンタルが弱い。
「99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ」を一言でいうと
自分の力を最大限発揮するためのメンタルのコツ
ポイント
著者は河野英太郎さんと田中ウルヴェ京さん。河野英太郎さんは累計100万部以上を突破した「99%の人がしていないたった1%のコツ」シリーズの著者、田中ウルヴェ京さんはプロ選手やオリンピック・パラリンピック選手を対象としたメンタルマネジメントの専門家。そんな河野英太郎さんと田中ウルヴェ京さんの共著「99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ」。ポイントは3つ。
1.メンタルマネジメントとは
メンタルマネジメントとは、自己の潜在能力を最高度に発揮するための自己管理のこと。自分の力を最大限発揮するためにメンタルスキルを身につけて、状況に応じてメンタルをコントロールできるようにします。「食べられない」「眠れない」「社会生活が送れない」という普通の行動ができないメンタルを正常に戻すためのものではありません。
2.目的の明確化
本書ではたくさんのメンタルスキルが紹介されていますが、すべてを順番通りに行う必要はありません。「何のためにメンタルスキルを身につけたいのか?」、ビジネスでの成功のため、幸せな人生を送るためなど、目的は人それぞれ違います。目的を明確にして、目的に合ったもの、ピンときたものから行いましょう。
3.自分に気づく(セルフアウェアネス)
自分とはどういう人間なのか?何を「感じ」、どう「考え」、どんなふうに「行動する」人間なのか、自分に気づくことがメンタルマネジメントの基本です。まずは、自問自答して、自分のことを知りましょう。
具体的なメンタルスキルは本書を読んでご確認ください。
終わりに
第一弾「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」、第二弾「99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ」、そして第三弾である本書「99%の人がしていないたった1%のメンタルのコツ」、気になる方はこちらからご確認ください。
※あくまでも個人的な感想です。本の内容は、必ずご自身で読んで確認してください。