アサダイ備忘録

~読書ノート・雑記ノート~

ジャケットのうしろについている糸

最近、めっきり寒くなった。これまでYシャツで出勤していたが、さすがに寒くて、新しく買ったジャケットを着て出勤した。すると、席に着くなり、同じ職場の人に言われた。


「ジャケットの後ろの糸がついたままだよ」

 

私は一瞬「?」となり、なんのことだろうと思って、とりあえずジャケットを脱いだ。後ろを見ると、たしかに×印になった白い糸がついていた。ハサミを借りて、糸を取った。

 

「この糸はなんだろう?」

 

メンズスーツ通販 スーツスタイルMARUTOMIのホームページによると、

これはスーツや洋服を出荷し、お客様に届けるまでに形が崩れないようにするための物で、仕付け糸と言います。よく目にするのが肩、ベント(ジャケットの後ろの切れ目)、ポケット。
これらはお客様が袖を通すまで、洋服が美しい形を保つために施される大事な糸で、結論から言うと「切る」で間違いありません。(出典:メンズスーツ通販 スーツスタイルMARUTOMIのホームページ)

 

新しくジャケットを買ったら「仕付け糸」を切る。知らなかった。勉強になった。

 

仕付け糸を切らずに外出したことも恥ずかしいが、糸がついていること自体、気がつかなかった。もし、誰からも言われなかったら、ずっと仕付け糸をつけたままだったと思う。

 

Aさん、言ってくれてありがとうございます。