アサダイ備忘録

~読書ノート・雑記ノート~

ビジネスパーソンに必須な「伝える力」の高め方

『伝える力』池上彰(著)

仕事のさまざまな場面でコミュニケーション能力は求められる。基本であるにもかかわらず、意外と難しい。相づちを打ったり、返事をしたり、目をジッと見たり、あるいは反対に目をそらしたり。「伝える」には、「話す」「書く」そして「聞く」能力が必須。それらによって、業績が左右されることも往々にしてある。現代のビジネスパーソンに不可欠な能力といえる「伝える力」をどうやって磨き、高めていったらよいのか、その極意を紹介する。(出典:『伝える力』)

 

この本をひと言でいうと、

ビジネスパーソンに必須な「伝える力」の高め方

 

「伝える力」の基本は「話す」、「書く」、「聞く」の3つ。

 

「話す」「書く」「聞く」

相手の立場になって話す。主語を誰にするかで伝わり方が変わる。

優れた文章を読んで参考にする。フォーマットを作るだけでも、ある程度書けるようになる。自分の気持ちを加えると、オリジナリティある文章になる。

自分のことばかり話をせず、人の話にきちんと耳を傾ける。

 

分かりやすく簡単に

「まったく知らない人に説明するにはどうすればいいか?」「どうやったら子供にもわかりやすく伝わるか?」を考え、簡単なことは簡単に、難しいことも簡単に伝える。自分自身がしっかり理解することも大切。自分が理解していないと相手にも伝わらない。

 

「伝える力」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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ちょっとした行動で未来は変えられる

『ちょっとした行動で未来を変える52のヒント』メンタリストDaiGo(著)

多くの人が「いい本」を読んでいるにもかかわらず、なぜ多くの成功者が現れないのか。なぜ、分かりやすい「いい本」を読んだのに、成功しないどころか、何も変わらないままになることが多いのか。答えは簡単です。ほとんどの人が学んだことを実践しないからです。実際に、本やセミナーなどで知識を学んでも、実践する人は3%もいないと言われています。

そこで本書では、「分かりやすさ」ではなく、「実践しやすさ」にフォーカスしました。(出典:『ちょっとした行動で未来を変える52のヒント』)

 

この本をひと言でいうと、

ちょっとした行動で未来は変えられる

 

今の状況を変えたい。未来を変えたい。

 

謝罪や悪い報告は午前中にすれば許してもらえる

午前中は感情的になりにくい。悪い報告は午前中にすることがおすすめ。3段階で謝れば、相手の怒りは収まりやすい。まずはメールで謝る。次に、電話で謝る。最後に直接会って謝る。直接会うときには、相手の怒りはだいぶ収まっているはず。

 

ナッツを食べると集中力が回復する

糖分が下がると脳の働きが悪くなる。ナッツを食べて糖分を補給する。ナッツは悪玉コレステロールを減らす効果もあるからおすすめ。

 

5分の瞑想でイライラが解消される

瞑想でストレスを感じにくい体質に変える。やることは2つ。「楽な姿勢を取って体を一切動かさないこと」、「呼吸に全神経を集中すること」。

 

3つを紹介したが、本書には全部で52項目が紹介されている。どれも実践しやすいものばかり。他の項目も知りたい方は本書をご確認ください。

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絆・努力・コンパスで運命を変える

『人生の勝算』前田裕二(著)

この本を書こうと思ったのは、今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも頑張る勇気を持ってもらいたかったからです。人生というドラマの中ではしばしば、自らではコントロール不能な何らかの外部要因が、一見打ち手のなさそうな試練を与えてきます。そこで、決して、運命に屈してほしくない。突如立ちはだかる壁やハンディキャップは、後天的な努力によって必ず乗り越えられる。世間との競争にとらわれずに、他でもない、自分の運命と真剣勝負で向き合ってほしい。人ではなく、運命に負けないでほしい。(出典:『人生の勝算』)

 

この本をひと言でいうと、

絆・努力・コンパスで運命を変える

 

「運命だからしょうがない」と諦めない。運命と真剣勝負する。

 

「絆」

人に好かれること。まず自分から相手のことを好きになることが大切。人に好かれればサポートしてもらえる機会が増える。一人でできることには限界があるが、絆が生まれてみんなの力をかけ合わせれば、可能性は無限に広がる。絆によって運命を変える。

 

「努力」

ビジョンを持って、365日24時間ひたすらに頑張る。人はどんな境遇に生まれるか選ぶことができない。生まれつきの環境で自分の運命が決まってしまうと諦めるのではなく、努力によって運命を変える。

 

「コンパス」

自分の進むべき道が定まってないと、途中でどこに向かっているかわからなくなってしまう。迷ったときにどの道を進めばいいのか判断基準が必要。自分ととことん向き合って、「自分は何をしたいのか?」「自分にとって幸せとは何か?」人生の価値観を見つける。コンパスによって運命を変える。

 

「運命を変える方法」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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知識や経験を「商品」に変えて、コンテンツ起業家になる

『独立して絶対にやるべきこと』岡本文宏(著)

自分の人生を変えることができたのは、それまでに蓄積してきた自らのコンテンツを、セミナーや原稿、コンサルティングという商品につくり替え、必要と思う人へ届けて、マネタイズ(現金化)できるようになったからです。
コンサルタント、コーチ、カウンセラー、士業などのように、自分の経験やスキル、独自のノウハウを元手にビジネスを展開する専門家のことを、私は「コンテンツ起業家」と呼んでいます。
本書では、専門家としてすでに起業している方、今後、独立を目指している方へ、コンテンツ起業家として活躍するための具体的な方法を紹介します。(出典:『独立して絶対にやるべきこと』)

 

この本をひと言でいうと、

知識や経験を「商品」に変えて、コンテンツ起業家になる

 

これまでに培ってきた知識や経験、ノウハウを有効活用する。そして、お金に換える。

 

コンテンツ起業家

コンテンツ起業家とは、コンサルタント、コーチ、カウンセラー、士業などのように、自分の経験やスキル、独自のノウハウを元手にビジネスを展開する専門家のこと。これまでに自分が蓄積してきた知識やスキル、ノウハウなどを「商品」という形に変える。

 

3つの軸

自分の知識やスキル、ノウハウなどを商品に変えるには3つの軸が必須。誰でもできると思えるようにする「再現性」、パッと見聞きしてすぐに理解できる「明瞭性」、世に広く知られているノウハウに自分の経験などを掛け合わせたオリジナリティーがある「独自性」。

 

3つのビジネスエンジン

コンテンツ起業家として成功するには3つのビジネスエンジンを持つこと。「講師」、「筆者」、「個別コンサルティング」。全国から呼ばれる講師になる講師業。業界専門誌で連載を持つ筆者業。クライアントのコンサルティングを行うコンサル業。

 

「コンテンツ起業家」になる具体的な方法について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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成功する経営者になるための原理原則

『社長の基本』三條慶八(著)

1000人を超す経営者と真剣に向き合ってきた経験から、私は「成功する経営者」と「失敗する経営者」はどこが違うか、がはっきりわかるようになりました。なかには経営者として知っていなければいけない、ごく基本的なことさえわかっていない方が少なくないのです。そこで、本書では、事業を成功させたいなら、経営者としてこれだけは心得ていなければいけないということを52項目にまとめて、成功する経営者になるための原理原則をわかりやすく説明しました。(出典:『社長の基本』)

 

この本をひと言でいうと、

成功する経営者になるための原理原則

 

成功する経営者

経営者にとって一番大事なことは、「どんなことがあっても会社はつぶさない」と腹を決めること。中小企業の経営者の場合、会社がつぶれるイコール人生の終わり。会社が金融機関から借入する場合、社長が連帯保証人となることが多く、会社がつぶれると個人資産を根こそぎ持っていかれる。家族はもちろんのこと、社員とその家族、しいては取引先の人たちまで路頭に迷うことになってしまう。どんなことがあっても会社をつぶさない、と腹を決めることが大切。

 

実行力

会社をつぶさず安定した経営をするための原理原則が52項目にまとめている。知ることはもちろん大切だが、実行することはもっと大切。「知っている」と「実行している」は天と地との差がある。必ず実行すること。

 

本書は成功する経営者の原理原則をまとめたものだが、ぜひ従業員の方にも読んでほしい。経営者は何を重視して仕事しているのか、経営者目線で仕事をすると会社に必要な人材になれる。

 

「成功する経営者」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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大切ないのちを楽しく幸せなことに使う

『お坊さんが教える悟り入門』長谷川俊道(著)

世の中には、苦しいことや辛いこともたくさんありますが、状況はいつか変わります。人生は、いくらでも変えることができるのです。そして、何より思い出していただきたいのは、私たちはさまざまな「いのち」のつながりの中で生かされているということです。多くのご先祖様の、ご両親の、友人のいのちと、また、自然と、暮らしの中のあらゆるもののいのちと、私たちはつながって、今を生きています。いろいろな縁の上に成り立つ大切ないのちですから、ずっと悩んだり、苦しんだりしているよりも、楽しく、幸せに使ったほうがよいでしょう。(出典:『お坊さんが教える悟り入門』)

 

この本をひと言でいうと、

大切ないのちを楽しく幸せなことに使う

 

著者の長谷川俊道氏は、瑞岩寺の住職ならびに保育園園長・理事長、ブログやメルマガ、ポッドキャストなど情報発信も積極的に行っている。

 

悟り

「調身」(体の余計な動きを止めて、環境を整える)、「調息」(呼吸に集中する)、「調心」(思考一つ一つにこだわらず、大切なものだけに集中する)により、怒りや妬み、嫉み、憎しみなどをコントロールできるようになる。

心の中のこだわりを捨てると、悟りが得られるようになる。悟りとは静かで安らぎの境地。一切のとらわれ(執着)から解放された自由な境地。

 

仏教の教え

基本は「四法印(しほういん)」。諸行無常(しょぎょうむじょう)、諸法無我(しょほうむが)、一切皆苦(いっさいかいく)、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)の4つ。ものごとはすべて移り変わる、ものごとはすべてつながっている、ものごとはすべて思い通りにならない、他者への思いやりをもつ、これらを心にとめることで、心安らかに生きることができるようになる。

 

いのちのつながり

今、自分が生きているのは両親がいるから。さらにその両親がいて、さらにその両親がいる。誰か一人でも欠けていたら、自分は生まれていない。隣にいる人も同じ。一人一人がつながっていると考えると、困っている人がいたら家族のような気持ちで接することができるようになる。

神社やお寺でお参りしたときは自分のことをお願いせず、家族や仲間、地域、日本の安寧、世界の平和など自分以外のことを祈ってみる。相手が喜んでくれるなら、それでよいくらいの気持ちで、見返りを求めない。

 

「悟り」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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どんな心で生きるかによって、人生は大きく変わる

『心』稲盛和夫(著)

すべては「心」に始まり、「心」に終わる―それこそが、私が歩んできた八十余年の人生で体得してきた至上の知恵であり、よりよく生きるための究極の極意でもあります。本書では”心”について、いま私が思うところを忌憚なく語ってみたい。そして、次世代を担う人たちへの私の伝言にしたいとも思います。(出典:『心』)

 

この本をひと言でいうと、

どんな心で生きるかによって、人生は大きく変わる

 

心がすべてを決めている
人生で起こっているすべてのことは、自分の心が引き寄せたもの。目の前で起きたことは事実そのもの、それを幸せに思うか不幸に思うかは、自分の心が決めている。人生で起こったことに対して、どんな思いを抱き、どんな心で対処するかによって人生は大きく変わる。

 

心を高める
心を高めるとは、自分の魂を磨くこと。人間性を高めること。困難な状況でも嘆いたり愚痴を言ったりせず、前向きにとらえて、受け入れて、感謝することで心が鍛えられ、魂が磨かれていく。

仕事に真剣に取り組み、懸命に努力を重ねることによって心が研磨され、人格は高められ、心を高めることができる。常に勤勉さを持ち、仕事に身を捧げ、自分の心を高め続けることが大切。

 

利他の心
利他の心とは、世のため人のために尽くすこと。やさしい思いやりの心をもつ。家族のため、恋人のため、職場の仲間のため、取引先の人たちのため、近所に住んでいる人たちのため、自分ができる限りのことをする。

「心」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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次から次へと好きなことをやって、100万人に1人の人材になる

『多動力』堀江貴文(著)

IoTという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。これは、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながっていくことを意味する。すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果”タテの壁”が溶けていく。このかつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。(出典:『多動力』)

 

この本をひと言でいうと、

次から次へと好きなことをやって、100万人に1人の人材になる

 

多動力

多動力とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のこと。「石の上にも三年」という一つのことをコツコツやる価値観を根っこから変える考え方。次から次へと自分が好きなことをハシゴする。

 

時間は有限

ムダなことをやっている時間はない。他の人でもできることは他の人に任せる。自分にしかできないことに集中する。自分が好きなこと・興味があること・ワクワクすることを片っ端からやって、1秒たりともムダにせず楽しむ生き方。

 

100万人に1人の人材

1つのことに1万時間取り組めば、誰でも「100人に1人」の人材になれる。営業を1万時間やってきた人は、すでに「100人に1人」の人材になっている。

しかし、これではただの人。別の分野に1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」で「1万人に1人」の人材になれる。自分の価値が上がる。

3つの肩書きをもてば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」で「100万人に1人」の人材になれる。自分の価値は1万倍にもなる。

次から次へと異なることをこなして、自分の価値を上げる。

 

「多動力」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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血糖値をコントロールして、肥満・老化・病気を防ぐ

『医者が教える食事術 最強の教科書』牧田善二(著)

本書では、あなたがとるべき最強の食事について、最新のエビデンスに基づいて説明していきます。生化学という人間の体のメカニズムにそって、世界中の信頼すべき論文や20万人以上に及ぶ私の臨床経験を踏まえてお伝えしていきますので、その内容は、よくありがちな俗説や自己流健康法、一部の論説を拡大解釈したようなものとはまったく異なっています。本書を読んでくだされば、一時の流行に左右されず、絶対的な食事術を身につけることができます。それによって、「肥満・老化・病気」のすべてに対処することができます。(出典:『医者が教える食事術 最強の教科書』)

 

この本をひと言でいうと、

血糖値をコントロールして、肥満・老化・病気を防ぐ

 

肥満・老化・病気に対処

病気や不調の9割以上は血糖値の問題。気にすることは、カロリーではなく糖質。糖質が血糖値を上げる。バターで焼いた肉を食べても血糖値は上がらない。清涼飲料水を飲めば急激に血糖値は上がる。糖質を減らして、血糖値をコントロールすることが大切。

 

正しい食事法

血糖値をコントロールするには、糖質の摂取法が大切。まずは、糖質の摂取量を減らすこと。とくに夕食は寝る4時間前までにとるようにして、糖質が多い食べ物は食べないようにする。糖質を摂取するときは、食べる順番を「野菜→タンパク質→糖質」にすると、急激な血糖値の上昇を抑えることができる。

 

「正しい食事法」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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人生最後の1日に後悔しない生き方

『今日が「最後の1日」だとしたら、今の仕事で良かったですか?』中村将人(著)

本書では、今まで誰も教えてくれなかった「最後の1日」に後悔しない、本当にやりたいことの見つけ方について、できるだけ具体的な方法を提案していきます。この本がきっかけとなり、みなさんがやりがいにあふれ、充実した毎日を手に入れられる日々が、1日も早くやってくることを願っています。そして、大切なことに気がついた方々が、やがて訪れる「最後の1日」に向かって1日1日を懸命に生きていただけるとしたら、著者として望外の喜びを感じます。(出典:『今日が「最後の1日」だとしたら、今の仕事で良かったですか?』)

 

この本をひと言でいうと、

人生最後の1日に後悔しない生き方をする

 

人生最後の1日

著者の中村将人さんは30年の人生の中で、ビル爆発や交通事故などで5回も死にかけた。人生はある日突然、終わるかもしれない。最後の1日は何の前触れもなくやってくるかもしれない。

最後の1日を迎えるその瞬間に、「やりがいのある仕事に打ち込めた」、「本当にいい人生だった」と思えるような人生を送りたい。

 

本当にやりたいこと

自分が本当にやりたいことを見つける。やりたいことを見つけるためには、「お金がないから無理」とか「家族に反対されるに決まっている」などと制約をかけずに考える。

自分がやりたいことをやるだけではなく、自分がやりたいことをやって、喜んでくれる人がいることが大切。これを「やりがい」という。

 

1日1日懸命に生きる

自分がやりたいことが見つかったら、実現に向けて今すぐ行動を開始する。最初は小さな一歩で構わない。まずは一歩踏み出すことが大切。今できることから始めてみる。

 

「人生最後の1日に後悔しない生き方」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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頭を使いながらノートに書くと、理解が深まり記憶に定着する

『超戦略ノート術』メンタリストDaiGo(著)

このノート術は、次のような人に効力を発揮します。

・成績をアップさせて試験にパスしたい人

・途中で挫折することなく、目標を達成したい人

・学んだ知識を完全に理解して、収入や評価などの結果につなげたい人

本書で紹介するテクニックをマスターすることにより、「見当違いのやり方」を回避し、飛躍的に実力をつけることができます。科学に裏づけられた「本当に効果があるノート術」を学び、それらを戦略的に実践していくことで、あなたは驚くほどの結果を得ることができるのです。(出典:超戦略ノート術)

 

この本をひと言でいうと、

頭を使いながらノートに書くと、理解が深まり記憶に定着する

 

 

見当違いのやり方

「先生が黒板に書いたことをノートに丸写しする。」書き写すことに集中してしまい、講義内容が頭に残らない。自分の頭を使って考えていないから、講義内容が理解できない。

「黒板をスマホで撮影する、講義内容を録音する。」とても有効なやり方に思えるが、黒板を丸写しするのと同様に、自分の頭を使ってないから、理解が進まず、記憶に定着しない。ただ、聞き逃したことをあとで確認するには有効なやり方。

 

本当に効果があるノート術

手書きする。自分の手でノートにまとめると記憶に定着しやすい。

書いた内容を自分の頭を使って考える。黒板を丸写しするのではなく、「重要なポイントは?」「役立ちそうなことは?」など頭を使いながら記録すると、記憶に定着しやすい。

講師の雑談や冗談まで記録する。「マニアックすぎる」、「くだらない」など感情と結びつけておくと、あとから記憶を引き出すときの手助けになる。心が動いた情報はどんなことも記録しておく。

ノートに加筆修正する。ノートを読み返して、分かりにくいところや説明不足なところに情報を書き加える。自分が知っている知識も書き加えることで理解が深まる。

「今日は何を学ぶのか?」、「重要なポイントは?」、「このノートは良いと言えるか?」など自問自答しながらノートをとると、理解が深まり、記憶に定着しやすい。

 

メンタリストDaiGoが提唱するノート術

・オリガミノート・・・学びたいことをクイズ形式にして、日々の学習に使う最強ノート。

・チャンク化ノート・・・複数の知識をひとつのチャンクにまとめることで、知識の応用力が身につくノート。

・WOOPノート・・・ゴールまでの障害を考えて計画する目標達成ノート。短期的な計画に適している。

・後方プランニングノート・・・最終的な目標から逆算して計画を立てるノート。長期的な計画に適している。

 

詳しいノート術は本書をご確認ください。

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統計を正しく使いこなすための基礎知識を学ぶ

『知っておきたい!統計のオモテとウラ』神林博史(著)

この本は、統計や統計学の重要性、基礎的な統計数値を見る上で注意すべきことなど、本格的な統計学の前段階の内容を解説したものです。統計学をきちんと勉強するのは大変そうだけど、統計の基本的なことや大事なことは最低限知っておきたいという方にぴったりの本かもしれません。(出典:『知っておきたい!統計のオモテとウラ』)

 

この本をひと言でいうと、

統計を正しく使いこなすための基礎知識を学ぶ

 

統計学の重要性

統計とは、データを収集して、傾向や特徴を分析すること。データをもとに分析するため、経験や思い込みなどの曖昧なものではなく、確実な証拠に基づいて客観的に分析することができる。統計は国勢調査やプロスポーツなど様々な分野で利用されている。

 

統計数値を見る上で注意すべきこと

統計がすべて正しいとは限らない。定義が間違っていれば統計数値も間違っている。定義とは、集計対象が何かはっきりさせること。

たとえば、マンションの棟数を数える場合、「マンションとは何か」をはっきりさせなければならない。マンションの棟数を数えるのにアパートを含んでは正しい統計数値が出ない。

 

「平均値」はよく使われる統計数値だが、ちょうど真ん中の値になるとは限らない。たとえば、不動産会社A支店の営業5人の今月の営業成績を例にする。

①の場合、5人全員が4件ずつ契約を取れば、平均4件となり、全員がそれなりに頑張ったと言える。

②の場合、A氏ひとりで20件契約を獲得し、ほかの4人が0件でも、平均値は4件となる。平均値は、極端は数値に影響を受け、ちょうど真ん中の値になるとは限らない。統計数値の特徴を理解することが大切。

 

今月の営業成績

    ①   ②

A氏  4件  20件

B氏  4件  0件

C氏  4件  0件

D氏  4件  0件

E氏  4件  0件

平均  4件  4件

 

統計のオモテとウラ

統計はエビデンス(証拠)に基づいて客観的に分析するため、様々な場面で重視されている。しかし、良いことばかりではない。自分に都合の良いデータだけを集めて統計数値を出すこともできる。

 

統計は正しい判断をするための道具である。しかし、世の中には「幸せ」や「人間的成長」など数値化できないものも存在する。数値化しやすいものだけを重視し、数値化できないものを無視すると、正しい判断ができなくなるかもいれない。

 

統計は使い方次第で、有益にもなるし有害にもなりえる。統計の基礎について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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物への執着を断ち切り、シンプルに生きる

『持たない暮らし』下重暁子(著)

敗戦後の日本は、物がなく心は荒れて、人々は物を欲しがり、追いつき追いこせとつくっては捨てた。その結果どうなったか。物は増え、組織はできあがったが、私達は物や社会のしくみに管理され、不自由さと無力感にさいなまれている。

ちょっとよさそうだからと飛びつくのではなく、少しでいい、ほんとうにいいものを知りたい。(出典:『持たない暮らし』)

 

この本をひと言でいうと、

物への執着を断ち切り、シンプルに生きる

 

持たない暮らしとは、物や人から自由になること。物への執着心を断ち切ること。「みんなが持っているから」「流行っているから」「安いから」物を買うのではなく、自分が本当に必要だと思う物を買う。

 

持たない暮らしとは、物を大切にする暮らし。物を増やさない暮らし。余計な物は買わない。ちょっとよさそうだからとすぐに飛びつかない。本当に良いと思ったものを買い、大切に使う。

 

持たない暮らしとは、自分にとって何が必要で、何が必要でないか、自分で考え、自分で決めること。自分にとって「本当に大切なものは何か?」を考える。まわりに流されず、自分で考え、自分で決断する。

 

「持たない暮らし」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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クリエイティブな働き方で充実した人生を送る

『一生お金に困らないクリエイティブな働き方』長谷川エレナ朋美(著)

もともと私は田舎出身。しかもサラリーマンの共働き家庭で育ち、実家が裕福だったり、経営のノウハウを学べたりする環境でもなく、「セレブ」とはかけ離れた存在だったのです。
そんな私が今のように心から好きな仕事だけをして、過去の自分が理想としていた生活を送れるようになったのは、SHIBUYA109のショップで店員をしていた10代の頃からクリエイティブな働き方をしてきたからです。クリエイティブな働き方とは、難しいことではありません。だって、自分の「好き!」に素直になればいいのですから。(出典:『一生お金に困らないクリエイティブな働き方』)

 

この本をひと言でいうと、

クリエイティブな働き方で充実した人生を送る

 

クリエイティブな働き方とは、他人や世間に流されず自分の頭で考え動き、柔軟に新しいものを生み出す働き方のこと。会社員もクリエイティブに働く。自分が社長のつもりで仕事に取り組む。

 

無駄な作業だと思いながら続けたり、人に言われてから動いたりするのではなく、固定観念にとらわれず、主体的に、柔軟な発想で仕事をすることが大切。

 

自分が心から楽しめること、情熱を持てることを仕事にする。しかたなくやる仕事より、自分が打ち込める仕事のほうが充実した人生を送ることができる。仕事とは人の役に立つこと、人が喜んで自分も楽しめること。お金はあとからついてくる。

 

「どんな生き方がしたいか?」「どんな働き方をしたいか?」自問自答して、自分を知ること。自分がどんな働き方を理想としているか知ること。自分軸を見つけること。

 

「クリエイティブな働き方」について詳しく知りたい方は本書をご確認ください。

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自分の表情など気にしたことがなかった

会社員時代のこと。

 

仕事が遅れ遅れになり、日程的に厳しいという話を会社の人としていた。そのとき、「笑っている場合じゃない」と言われた。

 

自分は笑っているつもりがなかった。相手からしたら、自分が笑っているように見えたようだ。自分の表情など気にしたことがなかった。

 

人と話をしているとき、自分はどんな表情をしているんだろう・・・?